深刻さを増す経済危機により、景気は一段と厳しさを増し、中小・中堅を問わず、多くの企業が資金繰りに苦しんでいます。このホームページでもご紹介したように、責任ある政権与党の一員として、緊急保証制度の整備や15.4兆円という過去最大規模の景気対策に奔走して参りました。さらに今回、経済対策を万全にするために、資金繰りの要である商工中金の自己資本を強化する法案を作成し、議員立法として国会に提出することになりました。私自身の議員立法としては、自民党のワーキングチーム座長として取り組んだ「振り込め詐欺被害者救済法」に続くものです。
昨年来、資金繰りに苦しむ中小・中堅企業をサポートするため商工中金は、いわゆる危機対応業務として貸し付けを大幅に増やしています。今年は1月からの2ヶ月で4000億円の貸付実績をあげており、今回の補正予算で貸付枠を3兆円増やして4.2兆円とする予定です。しかし、危機対応業務の拡充を円滑に実施するためには、商工中金の自己資本を強化することが不可欠です。このため今回の議員立法では、商工中金に新たに「危機対応準備金」を設け、政府がこれに資金を出資することが可能となる仕組みを考案し、国会に提出しました。
百年に一度の経済危機にあっては、政権政党として待ったなしの政策対応が求められます。迅速に景気対策を取りまとめ、不足があると見れば矢継ぎ早に追加対策を打ち出しl、さらに問題が起こりそうであれば、すぐにその芽を摘まなければなりません。今回の議員立法にしても、商工中金の貸付けの急拡大を見て、早急に自己資本の強化策を打たなければ大変なことになると考え、行動を起こしました。そこで改めて感じたのは、”ネットワーク”の重要性です。地元の皆さんのご支援のおかげで、私も国会議員として10年近く活動をさせていただております。その間、政府では経済産業副大臣、国土交通政務官、国会でも委員会理事として、また自民党内でも部会長などの役職を経験し、これが結果として今回の議員立法に必要となった要路の仲間とのネットワークにつながっています。この”ネットワーク”が、ゴールデンウィーク前後のわずかの期間で、法案の詳細設計から、国会提出に必要な議員数を確保するために必要だった先輩や仲間の議員の獲得を得る源泉となり、国会提出まで漕ぎ着けることができました。
さまざまな課題、問題について、私たち国会議員は国民の皆さんから負託を受けている者として立ち止まってはいられません。この議員立法の審議はこれからですし、これからもどんな問題が出てくるか分かりません。それでも私は、持てる行動力、ネットワーク力を総動員して、我が国が少しでも早く明るい未来を取り戻せるよう頑張って参ります!!